HITORIGOTO
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『アッ!!危ない。』・・・転倒防止の話
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| 中年以降によく、つまづく事が気になる方はありませんか? 『老いは足から…』などという聞きたくないような話を耳にする事はありませんか? そう、その通り、ある年代から急速に筋肉の力が衰えてきたのに気がつくのです。一般的には足だけのように言われがちですが、そうではありません。手の力も落ちてくるものです。 ここでお話する筋力は、特に手足の指の力を取り上げてお話します。 まず姿勢の変化から話を進めて行きます。 男女ともに30代、40代になると背骨や体の関節の変形(加齢変化)が進行してゆくのです。 これにより体はのり付けされたように、徐々に硬くなってきます。 これを【屈曲拘縮】と言うのですが、年齢とともに運動の時間も量も激減していくために、筋力の低下が著しくなるわけです。硬く縮んでくるのですから、背中は丸くなり、体の重心が前に傾く傾向があるので、それを後ろへ残そうと膝を曲げてしまうのです。 そうすると脚はオー脚になり、足首は内側へかえってつま先が落ちてゆくのです。全体感で想像して頂くと、おわかりのようにオラウータンとかチンパンジーのような姿勢になるのです。 想像するとプッと笑ってしまいそうですが、この状態はかなり危険なのです。ペタペタと引きずり歩きになるのですから、少しの段差やでっぱりやでこぼこなどで、つまさきがひっかかってしまうのです。 脚を上げる筋力が無いところへ姿勢の変化や関節の硬さが追い打ちをするのですから大変です。 ここで物体を押して倒す時の事を考えて下さい。 物の底(底面積)が広く大きいほど安定が良いものですよね。体も全くその通りで、下半身がどっしりと重く大きく、接着面が広く柔軟性がある事がベストであることはわかって頂けると思います。 体の力が衰えてきても、足の柔軟性と筋力(ここでは特に足首の関節と足の指の事)がうまく機能すれば十分転倒を防ぐ事ができるという事の説明を加えておきます。 つまり、歩行動作をよく思い起こしてみると、足を一本ずつ交互に出しながら体重移動する運動ですから、重みを受け止める部分(ここが足関節と足指の事)が上記のようでなければいけないのです。 足のあおりとでも言いましょうか、ゆび、足首が力強く柔軟であれば、大地をしっかりと掴み、ふらつきがないという原理なのです。 では、どうやって防ぎます? 『日頃からつま先立ちや足指のグーパー運動をしっかりと行う』のが一番良いのです。 転倒は骨折やねんざ、打撲などを伴い後へ尾を引く大変な障害を残しますから、最も気をつけて毎日コントロールしたいものです。 手の筋力低下も足と同様の変化を起こすものです。 物をポロポロ落としたりビンや缶のふたなどが開けにくいと思ったら、すぐに肘を伸ばして手を前に突き出して、グーパー運動を始めて下さい。 やりすぎはありません!! そのやり方は、 指をしっかりと限界まで動かす事がコツです。 伸ばす時は指の間がよく開いて指がそりかえるくらい、曲げる時は指の先が手のひらや足の裏に付いてかたができるくらいに頑張ってみて下さい。 |